メイン講師 前田 株式会社リゾーム所属

Javaメイン講師 前田

1999年よりエンジニアのキャリアをスタートし、2020年でちょうど21年目になります。当初はAS400での金融系案件に携わり、2000年からはマイグレーション案件の増加に伴い、JavaでのWebシステム開発に従事していました。メンバーとしては、100名程度の中規模プロジェクトへの参加経験もあります。

得意分野はエンタープライズ系プロジェクトの上流工程ですね。2013年にPMP(Project Management Professional)資格を取得し、信託銀行をはじめ官公庁の警察案件や、原価管理、人材管理などさまざまなプロジェクトで要求定義、要件定義をはじめとする上流工程に携わった経歴があります。現在子育て中で時短勤務ということもあり、リーダーとしては7~8名程度の小規模プロジェクトを担当してきました。

「エンジニアとして、自分自身のキャリアを広げるために」

講師に転向したきっかけは、自分自身のキャリアを広げるためでした。時短勤務という制約があると、どうしても同じような規模・レベル感のプロジェクトを担当することが多く、このままではエンジニアとしてのキャリアが潰えてしまうのではないかと悩んでいたんです。プロジェクトマネージャー以上のキャリアを積むためには、新しい、大きな取り組みが求められる。でも、ワークライフバランスを考えると大きなチャレンジは難しい。そんな悩みを抱える中で、講師という職に出会ったんです。

兼ねてより、開発プロジェクトを通して後輩エンジニアを指導する中で、彼らの成長に喜びを感じていたのもあり、若手人材の「学びたい!」という気持ちを後押しする仕事像に魅力を感じて、リゾームへの参加と同時に講師へ転向いたしました。現在は通年研修のメイン講師として指導を行う傍ら、育児にも精一杯勤しんでいます。

講師の経験は2019年からとまだまだこれからではありますが、実際に担当した受講生が日々成長する姿を見るだけで楽しさ、喜びを感じています。受講生の方々に、私自身も毎日刺激を受けていますし、日報などで理解度が高まったとフィードバックをいただけると、すごくやりがいを感じますね。

現在も時短勤務ではありますが、9時から17時までの講義時間帯はすべて私が担当しております。2020年度の新入社員研修ではJava初級コースの講師を担当する予定ですが、受講生のみなさんの学びを精一杯サポートしていければと思っています。ITCollegeには男性の講師が多いので、女性の受講生の方から、先輩エンジニアとしても、1人の女性としても悩みを相談しやすい相手になれれば嬉しいですね。

「自分の強みに気付いて、活かせる人を育成したい」

研修で受講生の方にマインドとして必ずお伝えしたいのは、「自分のできること、できないことを常に意識すること」の重要さですね。

研修では受講生全員が一斉に講義を受けることになりますが、同じように学んでいるつもりでも個人差が出てくるものなんですよね。その中で「他の受講生よりも速く、ラクにできている」ことは受講生個々人の強みになります。まずは、その強みに気付かせてあげて、強みを意識して伸ばす行動ができるように導いてあげたいと思っています。

たとえば、前回担当させていただいた受講生の中でファシリテートがとても上手な方がいたので、成果発表会の講評で「今後はマネジメントの立場にもトライしていただければ」とお伝えしました。他の受講生の方も、グループ開発での要件定や仕様検討フェーズでそれまでの講義よりイキイキされていた方がいたので、「仕様を決めるのが好きそうで、とても楽しさを見出したように見えました」と企業様にお伝えしたところ、研修後にも先輩エンジニアから「設計とか好きなの?」と話しかけられたり、現場のエンジニアと受講生の相互理解につながることもありますしね。受講生の強みや良い部分は、企業様にも積極的にお伝えするようにしています。

自分の強みって、エンジニアとしての「軸足」と言ってもいいと思うんです。「あなたの強みは?」と質問された際にすぐ答えられないと、自分に自信が持てないので、精神的に追い込まれていってしまうんですよね。でも、実際にはそんなに焦る必要はないんです。自分の強みをちゃんと理解してそこを着実に伸ばしていけば、その分野のスペシャリストになれる。そんな将来像に向けて、一歩ずつ学んでいけるように、まずは安心させてあげたいですね。

「指導をアドバイスに。伝え方を常に意識すること」

新入社員が抱える悩みとして、ストレスに耐性がないことを挙げる講師は多いと思います。研修自体も、限られた期間でJavaの基礎からWebプログラミングの応用までを学ぶことになるので、特に未経験の方はこれまでの学生生活と比べストレスを感じるシーンも多いと思うんですよね。ストレスフルな環境では、せっかくの研修なのに学習に集中できなくなってしまうこともあると思います。私としては、なるべくストレスなく、楽しく感じられる研修になるよう、雰囲気作りには気を配っていますね。

たとえば、指導を「注意」と受け取るか、「アドバイス」と捉えるかでストレス度合いも変わってきます。初めて社会に出て、まだ他人から注意されることに慣れていない方がほとんどなので、ちょっとした指摘でも必要以上にネガティブに受け止めてしまうことがあるんですよね。

ビジネスメールの1つを取っても、指導をすることはとにかく多いです。「遅刻する場合はメールで事前に連絡をしてください」「メールはこうやって打ってください」といった軽いものでも、「注意された!」と受け取るとストレスがかかってしまいますよね。

我々としても学習に集中してもらいたいと思っているので、指導すべき点は「注意」ではなく「アドバイス」として受け取ってもらえるように、口調やタイミングも含め、伝え方は常に意識しています。

現在はJava研修の講師を担当していますが、将来的にはそういった部下や後輩のマネジメント方法を伝えるプロジェクトマネジメント研修も展開していければと考えています。今は新入社員研修をはじめ若手人材の育成にフォーカスしているので、マネジメントに課題を抱えるお客様のご要望があれば、ぜひトライしていきたいですね。

お問い合わせ

お電話、メールでのご質問も承ります。
まずはお気軽にお問い合わせください!